最終更新日:2025年01月16日
はじめまして、みなさん!山登りとキャンプが大好きなルカです。ポジティブシンキングでどんな状況でも「楽しめるポイント」を探しながら過ごしてます!今回は、2024年のパリオリンピックで大きな注目を集めた若きスポーツクライマー・森秋彩(もり あい)選手の軌跡に迫っていきます。
- あだ名:ルカ
- 趣味:サッカー、山登り、キャンプ
森秋彩選手は、2024年パリオリンピックに出場し、世界のトップクライマーと互角に渡り合った日本女子クライミング界の新星。茨城県出身で、わずか10代の頃から才能を開花させ、数々の大会で好成績を収めてきました。そんな彼女のこれまでの軌跡や魅力、そして今後の展望について、たっぷりお伝えしていきます。ワクワクしてきますね!
森秋彩選手の経歴とは?徹底解説
まずは森秋彩選手の経歴を簡単に振り返ってみましょう。2003年9月17日生まれ、茨城県出身。現在は筑波大学体育専門学群に在学中で、学業と競技の両立に挑みながら世界で活躍しています。彼女がクライミングに出会ったのは小学校1年生のとき。家族と一緒に立ち寄ったショッピングモール内のクライミングジムで、その魅力に一気にのめり込んだそうです。
小学校3年生の頃にはすでにイタリアで開催されたユース大会「アルコ・ロックジュニア」に出場し、ボルダリングやトップロープなど3種目で優勝を果たし、周囲を驚かせました。幼いころから海外の舞台で結果を残す実力が備わっていたのですね。その後は国内外のユース大会で多くの優勝や上位入賞を重ね、「日本女子クライミングの次世代エース」として大きな注目を集めていきました。
人物像:穏やかだけどストイック!森秋彩選手の素顔
森秋彩選手の周囲が口を揃えて言うのは、その穏やかで優しい性格。一緒に練習する仲間からも「物腰が柔らかく、話しやすい」という声が多く聞かれます。しかしクライミングとなると、途端にストイックに努力を惜しまない姿勢が際立ちます。若くして世界的な舞台へ挑み続ける理由は、まさに「クライミングが好き」というピュアな情熱にあるのでしょう。
また、料理が趣味で週に5回ほど自炊しているそうです。ストイックなアスリートの食生活って気になりますよね。「自分で作ると栄養バランスも取りやすく、リラックスもできる」とのこと。さらに、「SEKAI NO OWARI」の大ファンで、ライブDVDやグッズを集めるのも楽しみの一つだとか。意外な一面がまた魅力に感じます!
そして、森選手が尊敬しているのは、同じく茨城県出身であり長年日本クライミング界をリードしてきた野口啓代選手。そしてスロベニア出身の世界的名手、ヤンヤ・ガンブレット選手の名を挙げています。メンタル面の相談を野口選手にすることもあるそうで、公私ともに仲が良いのは心強いですよね。
森秋彩選手の輝かしい成績の数々
ユース時代から世界へ羽ばたく
ユースカテゴリーの頃から輝かしい成績を収めてきた森選手。小学3年生のときにイタリアの「アルコ・ロックジュニア」で3種目優勝を成し遂げて以降、国内外で目覚ましい活躍を続けました。ユース大会でもトップ争いを繰り広げ、実力は折り紙付きです。
シニア転向後の快進撃
2019年の世界選手権リード部門で3位に入賞し、一躍世界の舞台で名前が知られるようになりました。当時はまだ10代という若さでのメダル獲得は、日本クライミング界では最年少記録という快挙。得意のリードでは、持久力と保持力を武器に粘り強さを見せます。
2023年の世界選手権(ベルン)ではリード優勝、複合3位でパリオリンピックの出場権を獲得。国内でもリードジャパンカップ3連覇を果たすなど、圧倒的な強さを誇ります。続く2024年のリードW杯では年間3位という自己ベストを更新し、手堅く世界トップクライマーとしての地位を固めました。
大会 | 年 | 種目 | 場所 | 結果 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
世界選手権 | 2019 | 複合 | 八王子(日本) | 6位 | |
世界選手権 | 2019 | リード | 八王子(日本) | 3位 | 日本人史上最年少メダル獲得 |
世界選手権 | 2023 | 複合 | ベルン(スイス) | 3位 | パリオリンピック出場権獲得 |
世界選手権 | 2023 | リード | ベルン(スイス) | 1位 | |
パリオリンピック | 2024 | ボルダー&リード | パリ(フランス) | 4位 | |
リードW杯 | 2024 | リード | - | 年間3位 | 自己最高成績 |
リードジャパンカップ | 2022 | リード | 印西 | 優勝 | |
リードジャパンカップ | 2023 | リード | 印西 | 優勝 |
パリオリンピックでの活躍と課題
2024年のパリオリンピックでは4位入賞と、惜しくもメダル獲得とはなりませんでしたが、得意のリードでは誰よりも完登に近いムーブを見せつけ、会場を大いに沸かせました。一方、決勝のボルダリング課題においては身長差による不利が指摘され、ちょっとした物議も。しかし、森選手自身は「身長が低い私に不利なセッティングは事実かもしれないけど、意図的ではないと思います」と冷静なコメントを残しています。世界のトップレベルの中での課題と刺激を、しっかりと次への糧にしているようです。
森秋彩選手のトレーニング環境とメソッド
森選手は、茨城県つくば市にある「スポーレクライミングジム」を練習拠点にしています。ときには同じチームメイトの野口啓代選手のジムで指導を仰ぐことも。また、多くのトップアスリートが専属コーチをつける中、彼女は自分で練習メニューを作成し、身体の状態や壁の課題に合わせて柔軟にメニューを調整しているそうです。自分の身体感覚に真摯に向き合い、工夫し続ける姿勢こそ、森選手の強さの秘密と言えそうです。
ボルダリングに必要なアイテムも要チェック!
もし「私も森選手みたいにボルダリングを始めてみたい!」と考えているなら、ぜひ手元に置いておきたいアイテムがあります。まずはボルダリングの必須アイテムであるチョーク。手汗を抑え、ホールドをしっかりと捉えられるので安定したクライミングを実現できますよ。
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シューズも重要なポイントです。足先の感覚はクライミングの命綱。そのフィット感次第でパフォーマンスに大きな違いが出るので、自分の足にしっくりくるシューズを見つけましょう。
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さらに、動きやすいウェアはパフォーマンスアップにつながります。クライミングは腕や脚の可動域が大切なので、ストレッチ性の高い服を選ぶとスムーズにホールドを取れますよ。
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スポンサーと森秋彩選手の未来への想い
森秋彩選手は、中学生時代から牛乳石鹸共進社株式会社とスポンサー契約を結び、長いサポートを受けています。選手の健康管理やボディケア製品など、多角的なバックアップを得られることはアスリートにとって大きな助けですよね。
さらに、彼女はパリオリンピック後のインタビューで、「オリンピックはあくまでも通過点であり、もっと強くなりたいという気持ちがさらに大きくなった」と語っています。2028年ロサンゼルス、2032年ブリスベンへのオリンピック出場も視野に入れ、一歩ずつ着実にステップアップを図る予定とのこと。また、筑波大学での学びを活かし、将来的には教職課程を取得してクライマーを育成する夢も持っています。「一生クライミングを続けていきたい」という言葉に、彼女の熱い決意をひしひしと感じますね。
「自分の成長を振り返るために練習日記をつけていましたが、過去の自分と比べてしまうデメリットもあったんです。だから今はできたことやよかったことを記録するように変えました。そうすることで、常に前向きな気持ちでクライミングと向き合えるんです」
— 森秋彩選手
まとめ:日本女子クライミング界を牽引する森秋彩選手のこれから
以上、森秋彩選手の歩みや人柄、活躍ぶりをクローズアップしてみました。若くして世界トップクラスの技術を身につけ、すでに大舞台を経験している彼女ですが、まだまだ探究心や向上心に満ちあふれています。パリオリンピックでの惜しい4位入賞、しかしそれすらも「これからもっと強くなる」ためのステップと捉える姿勢は、本当に格好いいですよね。
今後はロサンゼルス、ブリスベンへの五輪出場や、リード・ボルダリングをはじめとする国際大会でのメダル獲得など、さらなる夢に向かって進んでいくことでしょう。学業との両立も含め、常に全力で挑戦し続ける姿は、私たちに元気とやる気を与えてくれます。これからも森秋彩選手から目が離せません!
もしこの記事を読んで、「自分もクライミングを始めてみたい」「ボルダリングに挑戦したい」と思った方は、ぜひ一歩踏み出してみてください。必要なアイテムや基礎知識を揃えれば、クライミングの世界は思った以上に奥深く、やりがいと楽しさであふれていますよ。いずれあなたも、森秋彩選手のように壁をスイスイと登る実力者になるかもしれません。目指せ、次世代のクライミングスター!