こんにちは、グレイゴと申します。私は普段、家庭菜園やキャンプを楽しみながら、アウトドア系のガジェットをあれこれ検証するのが大好きなんです。キャンプ場で電源が使えると、LEDランタンを灯したり、ちょっとした家電を動かせたりして、アウトドアが一段と快適になりますよね。しかも災害時の非常用電源としても本当に心強い。今回は私が実際に調べたり触れてみたりしたポータブル電源4製品を、ランキング形式でご紹介します。
あだ名:グレイ
趣味:キャンプ・家庭菜園
1. 選び方のポイント
まずは、ポータブル電源を選ぶ際に注目しておきたいポイントをまとめてみました。特に、初めて購入する方やアウトドア初心者の方には参考になると思います。
- 容量 (Wh):どれだけ電力を蓄えられるかを示す目安です。使用する機器によって必要な容量が変わります。冷蔵庫や電子レンジなど大きめ家電を使うなら700Wh以上、スマホやライト程度なら200〜400Whでも十分。
- 出力 (W):同時に使える最大消費電力の目安です。小さな扇風機や照明だけなら300W前後でもOKですが、ドライヤーなど使いたい場合は1000W以上が必要になる場合も。何を動かしたいか明確にして選びましょう。
- 充電スピード:コンセントやソーラーでの充電速度が製品によって大きく異なります。急に出かける際や、災害時に素早くフル充電したいなら、短時間で満タンになるモデルが重宝します。
- サイズ・重量:キャンプや車中泊での持ち運びを考えると、できるだけ軽量の方が楽ちん。ただし軽量さと大容量・高出力はトレードオフなので、バランスを見極めることが大切です。
- 防災や備蓄用途:災害時に備えて長期保管する場合は、バッテリーの自然放電が少ない製品や、長寿命のリン酸鉄リチウム電池を搭載するモデルが安心です。
2. ポータブル電源が注目される理由
近年、地震や台風などの自然災害が増えるなか、防災グッズとしてポータブル電源が一気に注目されるようになりました。携帯性に優れ、万が一のときにもスマホを充電して連絡手段を確保したり、小型の炊飯器やケトルを使って温かい食事を作ったりと、その用途は多岐にわたります。さらにアウトドアブームもあいまって、キャンプ場や車中泊でも電源があるだけで快適さがアップ。電気毛布を使ったり、プロジェクターで映画を楽しんだりと、遊びの幅が広がるのも魅力ですね。
【第1位】Anker 300W ポータブル電源
特徴と基本スペック
一番最初にご紹介するのが、Ankerのポータブル電源です。メーカーとしての信頼感は抜群で、バッテリー関連技術に定評のあるAnkerだけに、「サクッと充電」「コンパクトで丈夫」といったユーザーの声が多数。最大300Wの定格出力で、インバーター方式はもちろん純正弦波。家電にやさしい出力が安定して得られます。防災用途はもちろん、バイクや車のバッテリー充電にも活用している方がいるようで、万能選手と言えそうですね。
メーカー | Anker |
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容量 | 288Wh |
出力 | 最大300W |
本体価格 | 34,990円 |
特徴 | 約1.1時間で充電、コンパクト設計、3ACコンセント |
【amazonレビュー|肯定的】
すーさん:
「バイクのバッテリー充電用として利用してます。マンションのバイク置き場にコンセントが無いため助かりました。サイズがコンパクトで持ち運びしやすいです。」
【amazonレビュー|肯定的】
Metamooさん:
「大きさも重さもいいなと思い購入。防災対策もそうですが普段使いもできそうなので買って良かったかも。」
上記のように、災害時だけでなく日常使いとしても利便性を感じるレビューが多いのが特徴的ですね。Anker製品はアプリ連携やファームウェア更新などソフトウェア面も充実しており、長く使える安心感があります。キャンプ時のちょっとした調理家電への電力供給や、車中泊でのスマホ・パソコン同時充電など、コンパクトながらも多用途に対応するポータブル電源を探している方にぴったりです。
【第2位】BLUETTI AC70 ポータブル電源
特徴と基本スペック
続いてご紹介するのが、BLUETTIのAC70。こちらは768Whという大容量と高出力が魅力で、「ドライヤーが使える」という声も多く、ファミリーキャンプやある程度しっかりとした家電を使いたい人向け。しかも45分で80%まで急速充電できる、との触れ込みが頼もしい限りです。ソロキャンプの1泊や2泊なら十分余裕がある容量ですね。
メーカー | BLUETTI |
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容量 | 768Wh |
出力 | 最大1000W(リフトアップモード1600W相当) |
本体価格 | 89,800円 |
特徴 | 45分で80%急速充電、ファン音が静か、電力リフト機能 |
【amazonレビュー|肯定的】
Amazon カスタマーさん:
「普通にドライヤー使えました。特に不具合などありませんでした。」
【amazonレビュー|否定的要素】
かじわらくみこさん:
「車中泊を1回使いました。シガーソケットサイズが合わなかったことだけが残念です。」
BLUETTIは高性能モデルを多く出しており、AC70は防災やアウトドアどちらにも使いやすいバランス型。シガーソケットの相性やサイズは少し注意が必要ですが、容量の大きさ・充電スピード・静音性の3拍子が揃ったモデルなので、何かあったときの安心感が大きいです。個人的にはキャンプ場で炊飯器を一瞬だけ使ったり、夏の車中泊で小型冷蔵庫を長時間稼働させたりするのにちょうどいいパワーだと感じました。
【第3位】CTECHi 240Wh リン酸鉄リチウム ポータブル電源
特徴と基本スペック
第3位は、CTECHiのポータブル電源です。リン酸鉄リチウムを搭載しているので電池寿命が長いのが大きな魅力。さらに本体は3.6kg程度と比較的軽量で片手でも持ち上げられるサイズ感となっています。スペック的には容量240Wh、出力200Wと、スマホやノートPC、照明、ちょっとした調理家電ならいけるイメージです。ただ本格的に大きな家電を動かそうとすると、やはり200Wの出力制限があるので注意が必要ですね。
メーカー | CTECHi |
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容量 | 240Wh |
出力 | 定格200W |
本体価格 | 22,800円 |
特徴 | リン酸鉄リチウム、約6時間でフル充電、コスパの良さ |
【amazonレビュー|肯定的】
白川玖羽さん:
「片手で運べるサイズ感と重量。到着時は10%程充電済でしたが、フル充電すればスマホやSwitchなど色々充電できました。パススルー充電にも対応しているので使い勝手がいいです。」
【amazonレビュー|否定的要素】
ますおさん:
「使用回数もさることながら、本体は壊れてないけどアダプターがかなり熱を持ちます。留守中には充電できないかな。」
リン酸鉄リチウムはサイクル寿命が長く、安全性も高いと評判。防災用に長く備蓄したい人には向いています。出力の小ささを理解しながら、スマホやタブレット、ライト、PCなどをメインに使う方にはコスパの面でもおすすめ。車の中や自宅でのちょっとした予備電源として割り切って活用すると、かなり使い勝手がいい印象ですね。
【第4位】Jackery ポータブル電源 400Wh
特徴と基本スペック
最後にご紹介するのは、Jackeryの400Whモデル。ソーラーパネルとのバンドルも人気で、クラス的には中容量に位置します。定格200W前後の家電が主流ですが、小型冷蔵庫やLED照明、スマホ・タブレットなどを同時に稼働させるには十分です。約4.1kgと軽量設計なので、特に女性ユーザーから「意外に持ち運びが楽」という声も多数寄せられています。かつてのモデルよりもコンパクト化されており、持ち手も握りやすい印象です。
メーカー | Jackery |
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容量 | 400Wh |
出力 | 最大200W |
本体価格 | 79,900円 |
特徴 | コンパクト、ソーラーパネルとのバンドル人気、約4.1kg |
【amazonレビュー|肯定的】
あかねさん:
「充電や寝る時の扇風機に普段使っています。非常時のためと思って買ったけど普段使いでも電気代節約になって良いです。」
【amazonレビュー|否定的要素】
Amazon カスタマーさん:
「中途半端な大きさを買ってしまって、いまいち使い勝手が悪い…。もう少し容量が大きいのにすればよかったかなと感じる時もあります。」
Jackeryというブランドは、アメリカでポータブル電源の開発を先駆けてきた存在でもありますよね。コンパクトさと使いやすさは抜群なので、スマホ・ノートPC・ライトの同時稼働くらいなら問題なし。ただし大容量・高出力が必要な方には別モデルを検討するほうがいいかもしれません。私はライト系やスマホの複数台同時充電でメイン活用していましたが、充電残量を大きく気にせずに済むのは嬉しいところでした。
4. まとめ
順位 | 製品名 | 容量 |
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1位 | Anker 300W ポータブル電源 | 288Wh |
2位 | BLUETTI AC70 | 768Wh |
3位 | CTECHi 240Wh | 240Wh |
4位 | Jackery 400Wh | 400Wh |
今回は、キャンプや防災など多様なシーンで使われるポータブル電源のおすすめ4製品をご紹介しました。総評としては、
- コンパクト重視なら → Anker (小さい筐体、扱いやすい)
- 大容量と高速充電重視なら → BLUETTI AC70 (ドライヤーも使える)
- コスパと長寿命重視なら → CTECHi (リン酸鉄リチウムが嬉しい)
- アウトドア馴染みの安定感重視なら → Jackery (ブランド力とシンプルUI)
まずは「自分がどんな家電を使いたいか」「どのくらいの容量が必要か」をイメージしながら選んでみてください。ぜひ、ご自身の生活やキャンプスタイルにぴったりの1台を見つけてみてくださいね。