最終更新日:2025年04月03日
こんにちは!サウナとガジェットをこよなく愛するタク・ラッシュです。普段から様々なデバイスのスペックとにらめっこし、コスパの良い掘り出し物を見つけるのが得意です。今回は、巷で話題の格安スマートバンド「Xiaomi Band 9 Active」を徹底的にレビューしていきます。結論から言うと、「スマートバンド入門や、基本的な機能で十分という方には、現時点で最強の選択肢の一つ」だと感じています。
- あだ名:タク・ラッシュ
- 趣味:サウナ、プログラミング、格安SIMの比較
近年、スマートウォッチやスマートバンドは多機能化が進み、それに伴って価格も上昇傾向にありますよね。決済機能やGPS、詳細な健康分析など、便利な機能が増えるのは良いことですが、「そこまでの機能は必要ない」「もっと手軽に健康管理や通知確認を始めたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
そんなニーズに応えるかのように登場したのが、このXiaomi Band 9 Activeです。驚くべきはその価格。なんと3000円を切る価格(2025年04月03日時点)で、日常使いには十分すぎるほどの機能を搭載しています。この記事では、Xiaomi Band 9 Activeがなぜ注目されているのか、その実力は本物なのか、スペック、ユーザーレビュー、そして私の視点から詳しく掘り下げていきます。
Xiaomi Band 9 Activeを選ぶべき理由 - 失敗しない選び方のポイント
スマートバンド選びで迷ったとき、何を基準に選べば良いのでしょうか?Xiaomi Band 9 Activeが特に魅力的な選択肢となるのは、以下のポイントを重視する方々です。購入前にご自身のニーズと照らし合わせてみてください。
- 結論:コストパフォーマンスを最優先し、基本的な健康管理(睡眠、心拍、血中酸素)、通知確認、簡単な運動記録ができれば十分と考えているなら、Xiaomi Band 9 Activeは非常に有力な候補です。
その理由は以下の選び方ポイントに集約されます。
- 必須機能の絞り込み: まず、自分にとって本当に必要な機能は何かを明確にしましょう。スマートウォッチに搭載されがちな電子決済(NFC)、単体でのGPS測位、詳細なヘルスレポート、アプリストアからのアプリ追加機能などは、本当に必要でしょうか? Xiaomi Band 9 Activeは、時刻表示、通知(電話、SMS、LINEなど)、アラーム、タイマー、歩数計、睡眠モニタリング、心拍数測定、血中酸素濃度測定、50種類のスポーツモードといった基本的な機能をしっかりと押さえています。もしこれらの機能で十分なら、高価な多機能モデルを選ぶ必要はありません。
- 予算設定: スマートバンドの価格帯は幅広く、数千円から数万円まで様々です。Xiaomi Band 9 Activeの最大の魅力の一つは、3000円以下という圧倒的な低価格です。初めてスマートバンドを試す方や、万が一壊れても諦めがつく価格帯で探している方(レビューにもサウナ用途で購入された方がいますね)にとって、この価格は非常に魅力的です。
- バッテリーの持続時間: スマートバンドは毎日身につけるものだからこそ、充電の頻度は少ないに越したことはありません。Xiaomi Band 9 Activeは、メーカー公称値で最大約18日間という驚異的なバッテリー持続時間を誇ります。使い方にもよりますが、多くのユーザーレビューでもバッテリー持ちの良さが評価されており、頻繁な充電の手間から解放されるのは大きなメリットです。
- 装着感と軽さ: 24時間身につけることを考えると、装着感、特に軽さは重要な要素です。Xiaomi Band 9 Activeは非常に軽量に設計されており、レビューでも「睡眠中に付けていても気にならない」という声が多く見られます。重さによるストレスを感じにくいのは、日常的な使用において大きなアドバンテージです。
- 画面の見やすさ: 時刻や通知をサッと確認するために、画面の見やすさは大切です。1.47インチの大型ディスプレイを搭載し、リフレッシュレートも60Hzと比較的なめらかに動作します。ただし、明るさの自動調整機能はないため、屋外での視認性は手動で調整する必要があります。レビューによれば、明るさを調整すれば日中の屋外でも十分見やすいとのことです。
- デザインとカスタマイズ: シンプルなデザインで、どんな服装にも合わせやすいのが特徴です。さらに、別売りのストラップやフレームに交換することで、自分好みにカスタマイズできる楽しみもあります。ただし、ストラップは前モデル(Band 8 Active)との互換性はない点に注意が必要です。
これらのポイントを踏まえ、ご自身の使い方や求める機能レベルと照らし合わせることで、Xiaomi Band 9 Activeが最適な選択肢かどうかが判断できるはずです。
なぜ人気?Xiaomi Band 9 Activeの魅力と特徴を徹底解剖
3000円以下という価格ながら、Xiaomi Band 9 Activeが多くのユーザーから支持されているのには、しっかりとした理由があります。メーカーが提供する情報と製品説明を基に、その魅力的な特徴を詳しく見ていきましょう。
- 見やすく操作しやすい1.47インチ大型ディスプレイ:
前モデルからディスプレイサイズが大きくなり、視認性が向上しました。さらに、60Hzの高リフレッシュレートに対応したことで、画面のスクロールやタッチ操作がよりスムーズになっています。日常的な情報の確認や操作が快適に行えるのは嬉しいポイントです。 - つけていることを忘れるほどの軽量設計:
メーカー独自の設計により、大型ディスプレイを搭載しながらも驚くほどの軽さを実現しています。オフィスでの仕事中、ジムでのワークアウト中、そして睡眠中も、その存在をほとんど意識させません。24時間ストレスなく身につけられる軽さは、健康管理を継続する上で非常に重要です。 - 気分に合わせてスタイルチェンジ!交換可能なフレームとストラップ:
Xiaomi Band 9 Activeは、時計本体の周りのフレームとストラップを交換できます。TPU素材のストラップは柔らかく肌に優しい着け心地。別売りのオプションで、ファッションや気分に合わせて簡単にスタイルを変えられるのは、単なるガジェットではなく、ファッションアイテムとしての側面も持っていると言えるでしょう。 - 毎日の健康を自動で見守るモニタリング機能:
ライトパスセンサーと最適化されたアルゴリズムにより、健康状態をより正確に追跡します。- 終日心拍数モニタリング: 常に心拍数を計測し、異常な心拍数を検知した際には通知で知らせてくれます。
- 血中酸素濃度モニタリング: 体調の変化を知る指標の一つである血中酸素濃度を測定。濃度が低下するとアラートで知らせる機能も搭載しています。
- 科学的な睡眠モニタリング: 睡眠中の深い眠り、浅い眠り、レム睡眠といった睡眠段階を記録し、睡眠の質や習慣の改善をサポートします。
- アクティブな毎日を支える50種類以上のスポーツモード:
ランニングやサイクリング、ローイング(ボート漕ぎ)など、50種類以上ものスポーツモードに対応。ワークアウト中の心拍数や消費カロリーなどの指標をリアルタイムで記録し、より効果的なトレーニングをサポートします。屋内・屋外問わず、様々なアクティビティを楽しめます。 - 水濡れも安心の5ATM防水性能:
5ATM(5気圧)の防水性能を備えており、これは約50mの水深に相当します。これにより、手洗いやシャワーはもちろん、プールでの水泳など、水に濡れるシーンでも安心して使用できます。(ただし、メーカーはサウナや温泉などの高温環境での使用は推奨していません) - 充電の手間を大幅削減!約18日間のロングバッテリー:
大容量バッテリーと低消費電力チップの採用により、最大約18日間という長期間のバッテリー持続時間を実現。これは従来品(Band 8 Activeの約14日間)と比較しても大幅な向上です。頻繁な充電から解放され、ストレスなく使い続けられます。
これらの特徴から、Xiaomi Band 9 Activeは低価格でありながら、日常生活や健康管理、軽いスポーツまで幅広くカバーできる、非常にバランスの取れたスマートバンドであることがわかります。
【徹底レビュー】Xiaomi Band 9 Active 実力検証
ここからは、Xiaomi Band 9 Activeの具体的なスペックや、実際に使用したユーザーの生の声(レビュー)、そして私タク・ラッシュの視点からの評価を詳しく見ていきましょう。
Xiaomi Smart Band 9 Active
製品概要:
Xiaomi Band 9 Activeは、日常の健康管理とアクティビティ記録を手軽に始められるスマートバンドです。1.47インチの大型TFTディスプレイは60Hzのリフレッシュレートでスムーズな操作感を提供。軽量設計で、睡眠中を含め一日中快適に装着できます。気分に合わせて交換可能なフレームとストラップで、ファッション性も楽しめます。
健康面では、24時間体制での心拍数モニタリングと血中酸素濃度モニタリング機能を搭載し、異常時にはアラートで通知。科学的な睡眠モニタリング技術で睡眠の質向上をサポートします。ランニングやサイクリングなど50種類以上のスポーツモードに対応し、運動効率を高めます。5ATMの防水性能で水回りでの使用も安心。さらに、最大約18日間持続するロングバッテリーも大きな魅力です。
スペック表:
項目 | 仕様 |
---|---|
ディスプレイ | 1.47インチ TFT ディスプレイ (60Hz) |
重量 | 16.5g (※メーカー比較表より、ストラップ除くかは不明瞭) |
サイズ | 45.9 mm x 26.9 mm x 9.99 mm |
スポーツモード | 50種類以上 |
文字盤種類 | 数百種類 |
バッテリー持続時間 | 最大約18日 (通常使用モード) |
対応OS | Android 8.0 / iOS 12.0 以降 |
防水性能 | 5ATM |
健康モニタリング | 心拍数、血中酸素濃度、睡眠 |
常時ONモード | ✘ (非対応) |
明るさ自動調整 | ✘ (非対応) |
価格(2025年04月03日時点) | ¥2,980 (税込) |
ユーザーレビューから見る実力
実際のユーザーがどのように感じているか、Amazonのレビューを見てみましょう。様々な視点からの評価があります。
肯定的な意見:
肯定的レビュー ★★★★★
cndcさんのレビュー
色: ブラックパターン名: 単品
コスパに優れた良い商品だと思います
2025年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コストパフォーマンス抜群です。アプリで睡眠時間の管理に使用していますが感度も良好でApple Watchよりも正確に感じます。軽量なため睡眠中に付けていても気になりません。
肯定的レビュー ★★★★★
ジェイさんのレビュー
色: ブラックパターン名: 単品
安価でマトモな製品はこれだけかも
2025年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
近年スマートバンドも多機能化していまして価格など5,000円はくだらないのですが、
・諸々の測定と支払い機能いらない
・時刻の確認ができて、通知/アラーム/タイマーのバイブがあればいい
というわたしにこの製品はうってつけでした。
安いだけならここAmazonにノーブランド品が山ほどありますけど、サクラチェッカーで危険判定、星1レビューを読むと「使い物にならない」「すぐ壊れた」等々で怖くて手を出せません。
さて、持ち上げてスリープ解除はレスポンスの良さが逆にうっとうしいのでOFF。
測定機能もできるだけ使わないよう設定しています(睡眠計測と歩数計はOFFにできません)。
その上でアラームとタイマーをよく使い、初期設定25%ほどだった画面の明るさを日中屋外でも見やすいよう45%くらいにしていて一日あたり充電の減りは約6%。
そのため(あくまでわたしの場合ですけど)ニ週間に1回の充電で間に合っています。
接続したスマホの充電がへんに減っていくこともありません。
ちなみに明るさの自動調節機能はなし。日光に照らされても暗所でも設定した明るさのままです。
アラーム/タイマーは本体とスマホアプリ Mi fitness の両方から設定できて、本体の小さな画面でもそんなにやりにくくはないです。
画像にあるタイマーはプリセットされた“分”になっていますが、自由に時分秒を設定することもできます。当然ですね。
電話着信通知/アラーム/タイマーのバイブはアクションを起こすまで振動。SMS・メール着信時は短く2回。なおSMS・メールともテキストを表示させて少しスクロールすることができます。
あと接続しているスマホはSHARPのAQUOS sense9で、Google Playストアからインストールした音楽再生アプリとBluetoothイヤホンを使って音楽を聴くことが多いんですけど、本製品からその操作が可能でした。
対応しているのはXiaomi製のスマホやアプリだけだと思っていたので嬉しい誤算。
イヤホンをタップすることで行っていた「一時停止・再生・送る・戻す・音量変更」といった操作を手元でもやれるのは、時と場合によってけっこう便利です。
※掲載画像は他社製のナイロン編み込みベルト(バックル磁石式)と交換済
肯定的レビュー ★★★★☆
金太郎さんのレビュー
色: ブラックパターン名: 単品
コンパクト
2025年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
スマートバンド9に比べコンパクト操作性は問題なし機能も満足しているケータイと同調させることでメッセージ、LINEの確認が素早く見ることができるのは良いちなみにサウナが好きでリストバンドを付けて入っているが、暑さで停止することはなく常に心拍を確認できることで快適なサ活を楽しめている価格が安いのも決め手の理由
肯定的レビュー ★★★★★
やゆよさんのレビュー
色: ホワイトパターン名: 単品
スタイリッシュ
2025年3月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コスパはとてもいいと思いますジョギングでスマホと合わせて使用予定
肯定的/中立レビュー ★★★☆☆
duke1005さんのレビュー
色: ブラックパターン名: 単品
安価で優秀だと思います
2025年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知人に勧められて商品を購入しましたが 今回の商品は非常に安価であり 購入には成功と思います使用感としてはまずは電池消費が非常に少なく 実際に利用すれば10日ほどは電池が持ちます電池の消費は 購入者の使用の頻度や利用アプリの内容によって大きく違うとは思います商品のアプリの利用度合いは人によって利用するものが違うとは思いますが 私は 睡眠や脈拍 血中酸素飽和度の測定 運動量 この辺で良かったため 満足しています ただ 血圧がそこでできないのは少し残念です画面のタッチ感覚は少しもたつく場合もありますが 利用者の指先の乾燥 度合いも関係しているのかもしれませんApple Watch を持ったことがないので 実際のところは不明なのですがのこのスマートウォッチはサクサクとはいかないかもしれませんが 利用には満足いくレベルと思います購入後は画面の傷 つきや汚れが気になるため すぐに画面保護のためのシールタイプのフィルムを購入しました何にせよ 安価であるため この値段であれば一度買って試してみてもいい商品だと思います
気になる点・注意点:
注意点/肯定的レビュー ★★★★☆
a.kさんのレビュー
色: ホワイトパターン名: 単品
サウナ利用をお考えの方へ
2025年3月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サウナ用に購入。この価格ならもしも壊れてもいっか、と。同じくサウナ用に検討されてる方に参考になれば幸いです。
結論:70点
【Bad】
*高温すぎると電源が落ちる。というか、結構落ちる。
*電源が落ちると、物理ボタンがないため再度充電に繋がないといけない。そのため、モバ充とケーブルを持ち歩かないといけない
*タイマーやストップウォッチはバックグラウンドで動かせない(時間測りながら、心拍測るとかができない)
【対応策】
*タオルかリストバンド的なもので覆いながらサ室に入る。→女性がよく使う洗顔時に水垂れ防止のリストバンドが良き。100均で買えるよん。
*電源落ちてしまった時用に、極小のモバ充購入。これとケーブルをサ室近くの棚に置いてる。
【Good】
*タイマーもストップウォッチ使いやすく、時間管理がしやすい。
*タイマー等、音の誤爆をしないように「バイブでしか動かない設定」ができる。
*水関連はまったく問題なし!なんの心配もなく、水風呂や長時間湯船も入れる。
ちなみに、ホワイトを購入したが画像のような真っ白ではなく、もはやベージュです。
個人的には、この価格でサウナ使いにはOKレベルかなと思います。
サウナ利用はくれぐれも自己責任で。
気になる点/比較レビュー ★★☆☆☆
Harshaali Malhotraさんのレビュー
色: ブラックパターン名: 単品
HUAWEI Band9との比較
2025年2月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
HUAWEI Band9が僅か2ヶ月で故障したので乗り換えました。なお、価格差はXiaomi Band9はHUAWEIの半額です。
HUAWEI Band9と比較して良かった点
・液晶の質が良く十分な彩度があり綺麗に映る
・タッチパネルが軽快に動き、誤動作が少ない。
・バイブレーションが強く何をしていても気付くことができる
・心拍数をリアルタイムに1秒以下の間隔で更新してくれる
・Bandに表示するメニューのカスタマイズに自由がある(音楽プレーヤーを非表示にでき、入浴中の水滴による誤操作で勝手に再生するような事がなくなる)
逆にHUAWEI Band9より悪かった点
・バンドが分厚く袖の長い服にいちいち引っかかってストレス。
・バンドを留めにくい。(HUAWEIの様にパチッとはまらない)
・ボタンレスが故に強制再起動や電源OFFができない
・文字盤のバリエーションが少なくダウンロードしておける文字盤も2つまでと少ない。
・画面サイズは同じで本体サイズは数字では微々たるものだったが実際にはXiaomiが一回り大きく見え、腕へのフィット感もXiaomiは悪い。バンドの着け心地の悪さと相まって、Xiaomiは改善の余地がまだまだあるように思う。
Xiaomi Band9 45.9 x 26.9 x 9.99mm
HUAWEI Band9 43.45 × 24.54 × 8.99mm
ユーザーサポートについてはXiaomiはまだ受けていないが、HUAWEIのサポートは最低だった。(公式で6000円の製品の修理に1万円を超える金額を要求する)
注意点/肯定的レビュー ★★★★☆
gino-l700sさんのレビュー
色: ホワイトパターン名: 単品
初めてのスマートバンドにおすすめ
2025年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
睡眠状態の記録・管理のために購入しました。日頃の健康管理が主な用途のため、きちんと計測・記録でき、専用アプリともきちんと同期できているので満足しています。
本体はとても軽量で、1日中つけていても疲れません。
こちらの製品や専用アプリ(MiFitness)がほかのアプリケーションと連携できるようになったら、もっと便利だろうなと思います。(GoogleFitや歩数管理アプリなど)
メーカーからの注意点:
- サウナや温泉などの高温環境での使用は、製品の動作に影響を与える可能性があるため、推奨されていません。
- Xiaomi Band 9 Activeのストラップはデザインが変更されたため、前モデル(Xiaomi Band 8 Active)との互換性はありません。
タク・ラッシュ視点での評価
ユーザーレビューとスペックを総合的に見て、私なりの評価をまとめます。
結論:
Xiaomi Band 9 Activeは、3000円以下という価格帯において、驚くほどの機能と完成度を持つスマートバンドです。特に、基本的な健康管理(心拍、血中酸素、睡眠)、通知確認、そして何より圧倒的なバッテリー持ちと軽量性を求めるユーザーにとっては、これ以上ない選択肢と言えるでしょう。スマートバンド入門機として、あるいは高機能モデルは不要と考えるユーザーのメイン機として、十分に活躍してくれます。
メリット(Good Points):
- ✅ 圧倒的なコストパフォーマンス: これだけの機能をこの価格で実現しているのは驚異的です。気軽に試せる価格設定は最大の武器でしょう。
- ✅ 必要十分な健康・運動トラッキング機能: 24時間心拍数、血中酸素、睡眠モニタリング、50種のスポーツモードと、日常的な健康意識向上やライトな運動記録には十分すぎる機能が備わっています。特に睡眠計測の精度に関する高評価レビューは注目に値します。
- ✅ 驚異のバッテリーライフ: 最大18日間というバッテリー持ちは、日々の充電ストレスから解放してくれます。これは他の高価格帯モデルと比較しても遜色ない、あるいはそれ以上のレベルです。
- ✅ 軽量で快適な装着感: 非常に軽く、レビューにもある通り睡眠時にも気にならないレベル。常時装着が前提のデバイスにおいて、これは非常に重要なポイントです。
- ✅ 見やすい大型ディスプレイ: 1.47インチの画面は情報を確認しやすく、60Hzのリフレッシュレートで操作感も悪くありません。
- ✅ シンプルな操作性と通知機能: 時刻確認、各種通知(LINEなどもOK)、アラーム、タイマーといった基本機能がしっかり使え、音楽コントロールも可能です。
デメリット・注意点(Bad Points / Considerations):
- ⚠️ 高度な機能は非搭載: 電子決済(NFC)、GPS、血圧測定、心電図測定といった高度な機能はありません。これらを求める場合は、上位モデルや他社製品を検討する必要があります。
- ⚠️ 物理ボタンなしの操作性: デザインはスッキリしますが、フリーズ時などの強制再起動や電源オフが、充電器に接続しないと行えない可能性があります。これは一部のユーザーにとっては不便に感じるかもしれません。
- ⚠️ 高温環境での使用リスク: メーカーが非推奨としている通り、サウナなど極端な高温環境での使用は故障のリスクを伴います。レビューでは自己責任で使用している方もいますが、推奨される使い方ではありません。
- ⚠️ 質感や一部機能の割り切り: バンドの質感や留めにくさ、タッチ操作の若干のもたつき(個人差あり)、文字盤のカスタマイズ性の制限(保存数など)は、価格を考えれば許容範囲かもしれませんが、HUAWEI Bandなどと比較すると見劣りする部分もあるようです。
- ⚠️ 限定的なアプリ連携: 現状ではGoogle Fitなど、外部のヘルスケアアプリとの連携は限られているようです。データの一元管理を重視する方は注意が必要です。
- ⚠️ 明るさ自動調整なし: 屋外での視認性は手動調整で対応できますが、環境に合わせて自動で調整してくれる機能はありません。
総じて、いくつかの割り切りポイントは存在するものの、その価格を考えれば十分すぎる性能と機能を持っていると言えます。特に基本的なスマートバンドの機能を求めているユーザーにとっては、非常に満足度の高い製品となるでしょう。
まとめ:Xiaomi Band 9 Activeはこんな人におすすめ!
Xiaomi Band 9 Activeの魅力と実力、そしてユーザーの声を踏まえて、このスマートバンドが特にどのような人におすすめできるかをまとめます。
Xiaomi Band 9 Activeは、以下のような方に強くおすすめします。
- ✅ 初めてスマートバンドを使う方:
難しい設定や多すぎる機能に戸惑うことなく、スマートバンドの基本的な便利さ(通知確認、健康管理、運動記録)を体験できます。何より3000円以下という価格は、入門機として最適です。 - ✅ コストパフォーマンスを最重要視する方:
この価格帯でこれだけの機能(大型画面、各種センサー、50種スポーツモード、18日間バッテリー、5ATM防水)を備えた製品はなかなかありません。「安くて良いもの」を探しているなら、まさにうってつけです。 - ✅ シンプルな機能を求めている方:
電子決済やGPSなど、高度な機能は不要。「時刻が分かり、スマホの通知が確認できて、基本的な健康データ(心拍、睡眠など)が取れればOK」という方には、必要十分な機能が揃っています。 - ✅ バッテリーの持ちを重視する方:
「スマートウォッチは充電が面倒」と感じている方にとって、最大約18日間というバッテリー持続時間は大きな魅力です。充電頻度を極力減らしたい方におすすめです。 - ✅ 睡眠トラッキングを手軽に始めたい方:
軽量設計で睡眠中も邪魔になりにくく、レビューでも睡眠計測の精度が評価されています。自分の睡眠パターンを知りたい、改善したいと考えている方の第一歩として最適です。 - ✅ ライトな運動習慣がある方:
ウォーキング、ジョギング、サイクリングなど、50種類以上のスポーツモードで日々の運動を手軽に記録できます。本格的なアスリート向けではありませんが、健康維持のための運動記録には十分役立ちます。
一方で、以下のような方には、少し物足りないかもしれません。
- ❌ スマートバンド単体でGPS記録を取りたい方
- ❌ 電子決済機能を使いたい方
- ❌ 血圧測定や心電図など、より高度な健康指標を計測したい方
- ❌ サウナなど高温環境で確実に使用したい方(メーカー非推奨)
- ❌ アプリ連携(Google Fitなど)を重視する方
- ❌ バンドの質感や細かな操作性に強いこだわりがある方
総評:
Xiaomi Band 9 Activeは、低価格スマートバンド市場において、一つのベンチマークとなる可能性を秘めた製品です。基本的な機能をしっかりと押さえ、特にバッテリー持ちと軽量性においては価格以上の価値を提供しています。いくつかの注意点や割り切りポイントを理解した上で選ぶのであれば、多くのユーザーにとって満足度の高い選択となるでしょう。
健康管理の第一歩として、あるいは日常の通知確認用デバイスとして、Xiaomi Band 9 Activeを検討してみてはいかがでしょうか。